この手の夢を抱く人は、色欲が強い。
女にも貞操観念がない人がこんなにいるものなのだなと驚くほど、肉体を誇示する。特に年を取ると焦りがあるのかみな平気で露出するようになる。恥じらう年でもないというところなのだろうか。
「男ははじめてに弱い」と言われているが、それも人による。
だが彼女たちは言葉巧みに男を誑かす。
自分に惹きつけるためだ。
母親のような役割になりたいのだ。
ハーレムを作るには、父親になるか母親になるか、どちらかしかない。
自分に依存してくる人たちを集めるだけなのだから、理想の父か母をやるしかない。
本人的には強い男、頼りになる男、そしてか弱い女、尽くす女などをやっているつもりだ。
父や母に張り合っている人がこれをやる。
個人的には関係のない話だ。
ハーレムを作りたい人は、みな目が虚ろだ。目がおかしい人とは本気の人は決して付き合わない。
本気で生きている人は、必ず目で確認する。
虚ろな目をした人に出会えば、何かおかしいとすぐに勘付く。
大人しい時もノイローゼのような生気のない様子。そして気に入らないとすぐにヒステリーを起こす。
目に生気がないのに平気な人は、自分がぼんやりと生きている。
夢を見て生きている人向けの女として、君臨したい。それが逆ハーレムを作りたい系の女子だ。
「こんな女性がいてくれたらなあ」と寂しく生きている男たちは沢山いる。
だから「ここにいますよ」と思ってもらえそうな女として生きている。
その代償は、いつまで経っても「特別な人」は現れないということだ。
現れないのではなく、自分でそんなことが起きない道を選んでいるだけだ。
彼女たちの妄想では、おそらく他の男たちにちやほやされる女であっても、特別な男が現れるという算段なのだろう。
しかしそのちやほやされるハーレムを作るための努力で、どれだけの現実を犠牲にしたのか。
みんながちやほやしてくれる、こんなに私を求める男がいる、なのになぜか私は憂鬱。
この「何かがはじまりそうな状況」を維持し続けるのが、彼女たちの目的だ。
最後まで起きない夢を見続けるにはどうしたらいいのか?
その結果、いつまでも起きない理想を夢見られる状況を作り上げて成功している。
その状態が最高。これ以上はない。
現実を知らなくてもよく見なくても、それでもまあまあその場その場で欲を満たしていられるという人生だ。
その代わり、自分で決めて進んだ道はない。
周りに翻弄されながら、「一体私はどうしたらいいの」という体が少女漫画の主人公っぽくていいのだろう。
僕が実際に出会ったママ活している女性は(ママ活を知らないので気づかなかったが)、ただの女郎だった。
節操なく男を貪り、高級なものに目がなく、常に何かを貶しながら生きている、少女漫画の主人公とは正反対の女だった。
本当に魅力ある女性には、簡単に男が寄ってこない。
それでも本人は芯があり、筋の通った人間だ。