自信がない、心から安心できる仲間がいない、自分を好きになれない、など
これらを全て解決するために、何ができなくても「最低限これさえ守ればなんとかなる」方法がある
いじめをしない
これだけ守ること
これだけ守って生きていれば、どんな事態になろうと自分を嫌いになることはなくなるので、生きて行く気力が完全になくなることはない
「私はいじめなどしていません」
という人は、あらゆる状況において何がいじめとなるか、都度考えて結論を出して、納得した上で生きてきただろうか?
何がいじめとなるかは、自分だけではなく他人の状況、経緯などあらゆるものを含めて判断できるのだから、自分のことしかわからないようでは気づかないうちにいじめは確実にしている
いじめないためには、非常に慎重に、深く考えて生きる必要がある
人間は自分が楽するため、欲を満たすため、あらゆる手段を使っていじめを正当化する
自分一人の人生分だけで良いので、ひとつもいじめをせずに生きて行けるよう、「いじめないための努力」をしていればいい
そして、まず最初に「人類は自分の仲間かどうか」を決めること
自分が人類の敵になって生きると決めるか、仲間となって生きると決めるか
そっちが先だ
いじめをしないこと、は人類の仲間である「人間向け」の話なので、人間以外にとってはその限りではない
人間が実行して効果がある方法なので、それ以外の何者かは気にしなくて良い
生きている限り人間は行動しなくてはならず、動かずにいることもまた行動のうちなのだから、常に未来の自分に対して今の自分は責任を負っている
未来に何が起きるか少しでも不安になるならば、慎重に冷静に考えて判断すべきだ
間違うこともあるだろうから、その時にもいじめをせずに対処するよう予め考え、覚悟しておくことだ
なんでもないことなのだが、本当にそれだけで十分なので、人より勝るという面倒くさい労力をかけるくらいならば、いじめをしない方が遥かに楽で確実な方法だ
いじめをして生きていると、何が起きるか
・自分を嫌いになる
・自信がなくなる
・人をバカにしたくなる
・他人の不幸が嬉しくなる
・未来に希望があると実感できなくなる
・孤独になる
・他人が妬ましくなる
など
今並べたものを見て欲しい
マイナス面については能動的に獲得し、プラス面については拒否する形となっている
つまり、マイナスだらけになる
このようなことは計算でしかないので、1+1=2 のようにパッとすぐに答えが出る計算をせず、永遠に計算は終わらないと思って計算して行って欲しい
実際、現実に起きた事象はなんらかの因果関係を持ち全て繋がっているのだから、終わることなくあらゆることが繋がりを持って輪となって、完成する
物事の法則とはそうしたもので、世界が消滅しない限り全てが完結するなどあり得ないのだ
不幸な人は、いちいち「~だったとさ」と物語が完結している
生まれた時から途中であり、今も途中なのだからそんな風に結論が出て「おしまい」になったと思えているのは、まだ何も始まっていないからだ
既に始まっているのに、気づかないから「終わりにする努力」をしているのだ
そこについては、生まれた以上は諦めるしかない
世界が終わり消えてなくなることはない
少なくとも自分の力で死ぬまでに世界を終わらせることなどできないので、早く諦めてしまうことだ
ナルシストは、究極的な結論で言えば「世界を終わりにするために生きている人」だ
完璧な終結を求めるということは、完全なる破壊を目的としているということだ
今、既に存在しているものの中に、完璧なものなどひとつもないのだから
そう考えると、戦争して悪いやつらを排除したら「天国になる」と信じて虐殺をしているのも理解はできるのだ
天国にするために、まず「天国にいてはいけないもの」を排除しているだけなのだから
自分こそ「天国にいるわけない存在」だと気づきもしない
だから「ナルシスト」なのだ
他人は見えるのに、自分が何をしているのかは全くわかっていない