推薦。もう一度観たいあの作品。
マイケル・J・フォックス主演のバックトゥザフューチャー。
観た人も多いはず。名作です。
主人公の高校生マーティは、天才科学者ドクが作ったタイムマシン「デロリアン」で30年前にタイムスリップします。
情けない父と口うるさい母、そんな両親が高校生だった時代へ。
マーティが母と出会ってしまったことで、未来が変わり自分が生まれないことになってしまいます。
なんとかして両親をくっつけるため、マーティは母に恋する父をサポートすることに。
いじめられっ子だった情けない父を息子が時を超えて後押しし、運命を決定づける瞬間に父は勇気を出していじめっ子にやり返す…。
元の時間に戻ると、父も母も、家族は別人のように生き生きとしていました。
自信の無さで逃げてしまうか、勇気を出して戦うか。
同じ人でもその決断と行動で、未来が変わるというお話です。
三部作なので実際にはもっと深い話ですが、序盤はそんなストーリーです。
ほんとに同じ人?!
と驚くほど、内面の力強さで人は変わります。
おどおどと情けない、いじめられっ子の父。
若い頃の母を守るために意を決して戦えば、彼は自信を身に着けた頼りになる男に変わります。
勇気だけが無い。
何を持っていても、本人がそれを使う勇気がなくては意味がないのです。
「どうせ僕なんか…」
そんな低い自尊心に苦しむ人も、懐かしの名作を見れば少し勇気を分けてもらえるかも。
今、勇気を出さなくてはならない人に、ちょっと思い出してみて欲しい作品でした。