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心眼を開く、第三の眼とはなんなのか?

 そして、それらは脳科学的に、と言える説明ですが、その昔からこのような仕組みに気づく「天才」はいて、当時あるもので説明をし、仕組みを活かし、呪い(まじない)や瞑想などの修業を生み出して行ったのです。

 僕は最近さる外国人が「言霊」について「言葉には力があるという昔からの日本の 考え方」と紹介されていて、呆れました。考え方ではなく、事実そうなのです。何か誤解しているのでしょう。

 言葉は最初に受ける呪い。まず「名前」というものについての概念を生み出します。

 「お前は〇〇なんだよ」と教えられて「私は〇〇なのだ」と思う。これもまた洗脳と言えば洗脳です。ただ、そうしないと本人も他人も、他の人と本人の区別がつけられなくなるのでやはり名前は必要です。

 その昔は年に応じて改名をしました。幼名は幼い子供の頃のものですね。

 そのように外から呼ばれる名前が変わると、本人自身も「自分はもう今までの自分ではないのだ」と体感で感じ取っていくようになるのです。周りからの扱いが変わるので、本人も意識して変わっていくのです。

 とはいえ、その昔の日本はそうだった、とは言えません。これは武家公家社会での話であって、九割がたの人はそんなことはしなかったはずです。

 しかし、仕組みを応用して行っていたことなので一定の効果が得られます。こうした一部の人は使っていた技を、誰でも使うようにすればいいのではないかというのが僕の考えです。

 結局、割合的にはものすごく少ない人たちが行っていたことで、それもきちんと伝授されることなくすっかり廃れてしまいました。名ばかり形ばかりのものが残っていても、本質的なものが継承されなくては意味がありません。

 「多数派が正しい」ことにしてしまうと、このように一部の人たちが発展させてきたものは大抵廃れていきます。全体の正しいことを統一化しようとした時は、社会的に退化している時です。

 そして一部の人たちが使っていた技は皆が安寧に暮らしていくため、それぞれが幸せに生きていくために使うべきであって、誰かが独占して優位に立つためのものではありません。

 先の幼名のような形で、日本にも昔からEQを上げるための鍛錬はあります。

 今更、他所の国から有難がってもらってこなくても、ちゃんとあります。そしてその方が日本人には「馴染みやすい」と僕は思っています。

 脳の仕組みについて説き明かされていることは、誰もに理解しやすくするためにとても役立つと思います。

 そして理解したらそれを役立てていけばいいと思います。

 とかく感情的になる時は、自分の立場を勘違いしている、感情的記憶によって情動を生み出しているなど、今には関係ないことばかりです。

 冷静に理性的に考えるためには、思考する時に「額」に集中するといいでしょう。

 ちなみに、僕はこれも子供の頃にやりました。

 第三の眼を開けばいいのだから、額に集中しよう、と考え瞑想する時も額に意識を集中していました。

 人の心を見る時は、意識して額に集中します。

 少なくともできるようになれば、額に集中していると自分の記憶を想起して考えることはなくなります。

 情動を抑えられない人は、元々目的が「私の過去を見て!私の今までを知って!」というものなので、賢くなることは不可能と言ってもいいくらいなのです。

 前頭前野の部分は老化により衰えていくのが早い部分です。意識して使うことで活性化されます。

 また、「思考パターン」はいつもの考え方と判断、それによる行動で実際に脳の神経がその流れでつながっていき、積み重ねるほどにその考え方が頑なになっていきます。

 「いつもと同じ」ではあっても、脱することが困難になっていくのでくり返しはやめた方がいいのです。

 本当に愚かな人は、自分がどのくらいバカなのかわかっていません。

 バカをバカだと理解するためには、賢くなる必要があります。

 ですから、人をバカにしている余裕などないのです。

 心を目を開く、とは、現代で言うならば「前頭前野、理性で考え判断する、人間性を決めている部分を発達させること」です。

 それが結果「賢い人」になっていくという流れなのです。

 ご理解いただけたでしょうか。

 皆さんも心眼を開きより賢くなるよう精進を怠らないよう。

 と言っても面倒くさいことに感じるかもしれませんね。

 喜ばしい効果をひとつ挙げるならば、脳内が活性化している人は若返りに必要な成分が分泌されるので、いつまでも若々しくいられるのです。

 老人になっても若々しく、そして穏やかで楽しそうな人もいますね。

 逆に陰気で怒りっぽく、不満そうに生きている人もいます。

 将来の姿は今の自分が進む道で決まりますから、未来の自分のために良き選択をしていただきたいと思います。

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