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くもみるクラブの話

 以前、うちの会員のこもりんちゃんが教えてくれた「くもみるクラブ」の話を覚えているでしょうか。

 あれは秀逸だったなと、最近心を育てる教材を作りながら思いました。

 子供の遊びとしてはとても面白いものだと思いました。

 それを覚えているから尚素晴らしいと思いましたね。

 内容は単純です。倶楽部と名付けているだけでクラブ活動でもありません。

 ただ空を見ながら雲が何に見えるなどと想像して楽しむという、大変想像力と情緒にあふれたものでしたね。

 しかしその遊びは結構高度なので、既にできなかった子もいたようですね。

 想像力がないと楽しめないハイレベルな遊びでしたね(笑)

 最近今までやらなかったことをやっているのですが、

 あー、やっと加藤諦三先生のことも話して、肩の荷が下りた

 と思っていたところです。

 なにしようとしてたんだっけ…

 考えながら色々整理していたら、出るわ出るわ、僕が何年も書き留めてため込んでいたものの山が。

 Kindleで出そうかなと思って書いていた本は二十冊はありました。

 「まだその時ではない、判断が早い」と思ってやめたものばかりです。

 結論が出て、納得がいって、心の中が完全に穏やかになってから…

 と思って生きていました。

 本当に起きていることや、思うことを言えない、というのは苦痛なものですが、それでも耐えに耐えなくてはならないものです。

 それが仲間というものです。他人を安易に傷つけたり、貶めたり、また相手が他人に悪者にされるかもしれないような真似はしないものです。

 偉いおじいちゃんたちは本当にすごかったですね。

 この人たちも騙されて生きてきたんだなと思うと気の毒になったくらいです。

 冷静に考えても、あなたの年で戦争なんて体験してそんなに覚えていられるわけないよねというくらいの年なのに、自分が大人の時に戦争を体験したかのように語り、「大東亜戦争と呼ぶ非常に美しい戦争があった」と本当に涙を流してしまう人もいました。

 皆さん自民党べったりの人たちでしたね。

 戦争はまだ終わっていない!という話も僕は信じましたが、信じて聞いていくと確かに本人たちは終わっていないと信じているけれど、これは終わっているよと思いました。

 これが戦争が終わった状態であると、戦国時代から江戸時代への移り変わりなどを知らない人たちにはわからないんだなと思いました。

 「負けたから、次こそ勝つ!」という気持ちになっている人たちが沢山いるようなのですが、戦争はそういうものではありません。

 戦を知らないんだなと思いました。

 僕の一族は、ものすごく古い家です。

 ある時に途中で歴史から記録ごと消えています。

 そんな風に「消えちゃった」となった一族もいます。どこに行ったのかわからない、どうなったのか誰も知らない。

 でも生きています。別の形に変わったり、記録に残さなくなったりしただけです。

 戦は最終的には「上の人たちの都合と話し合い」で終わります。

 敵軍は皆殺しなんてことはありません。

 僕は現代の戦争は違うのかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

 もう戦争は終わりました。

 他国が入ってくるのも、世界が広がったのだから当然です。

 江戸の世になった時のように僕たちは変化していくしかないでしょう。

 でも今までそんなことは散々あったのです。知らない人たちが日本が戦争に負けたら全てが終わるかのように思い込んで、切羽詰まった様子で生きているだけです。

 でも気の毒なことです。彼らは幼い頃に戦争で勝つことしか生きる道がないかのように育ち、そのままそれ以外の生き方ができないので未だに戦争に勝つことを考えているだけです。

 日本はいいから早く完全に独立してしまった方がいいでしょうね。

 それは争いを意味するものではありませんから。

 今みんなが心配しているような未来はありません。

 元々ありません。

 権威ある人たちに認められれば感激して従ってしまう人たちがいて、アホな道筋が出来上がっているだけです。

 世襲制の政治家たちは、親の真似しかできない人たちです。

 もう世は変わったのに、親の真似しかできないから破綻していくのです。

 何もかも教わってきただけの人たちが、代替わりしてもしょうがないですね。

 皆さんは思うより何もできないわけではありませんよ。

 そうかなーと思うかもしれませんが、できると思っている人たちが、皆さんが思うよりできていないのです。

 最近、以前より多くの真理を発見したり語ったりするようになりました。

 しかし人に向かってわざわざ言う気にならない。

 なんだこれは、と自分でも思っていますが、これが「口頭でしか残さなかった人たち」の気持ちなのだろうかと考えています。

 僕のアーナンダはどこにいるのかと以前は思っていましたが、よく考えたら最後にアーナンダはろくなことしないからなーとも思います。

 アーナンダって誰かって?

 僕たちが聞くお経なるものを残した人です。

 釈尊の話をずっと聞いてよく覚えていて、後から記録に残す時にはアーナンダが覚えていたことを残しているのです。

 そんなわけで、お経の出だしが「釈尊はあの時こんなこと言ってたんだよー」で始まるものが多いのです。

 僕たちが知るお経ですよ。

 そんな内容だと思わないですよね…。なんだかわからないですからね。

 最近は、よくアホの生徒と話をしていました。

 アホな生徒と話していると閉口したり疲れたりすることも多いですが、同時に色々なことを思い出したり発見したりもしますね。

 ほめても貶してもいません。事実です。

 事実に感情は不要です。

 相手が内面的に未熟だからこそ、ものすごく昔のことを思い出すことがあります。

 もうすっかり忘れていましたからね。

 心の世界を現実に持ち出している人たちの内面を育てる方法も、編み出せました。

 しかし、僕は昨日から自転車のタイヤ交換をしていたのですよ。

 もうそれはそれは大変なことになりました。

 バイクのオイル交換もしなくてはならないのに、それどころではなかったです。

 何より暑いです。

 今日は40℃でした。

 死ぬよ、死ぬ。

 市から外に出ないようにと注意がきましたよ。

 「積極的に冷房を使いましょう」

 そんなことが今日の天気予報の注意にも書いてありましたね。

 だったら積極的に電気代を補助してほしいものです。できれば国が。

 こんな日は外に出てくもみるクラブなんてできないです。

 くもみて死です。

 しかしこの夏は、やはり外に出てみんなで何かをしたいですね。

 いい加減日本でもSNSのやりすぎで人はダメになって行くのだという話が出てきましたからね。

 実際に他人と対面で接していないと、メンタルがやられていきますよ。

 以前からお話してきましたが、それこそ「積極的に」人には会って話した方がいいです。

 引きこもるとメンタルがおかしくなっていきます。

 それは誰もに起きることなので、みなさん気をつけてください