思い込みの話です。
他人に期待して失敗しては、未来に不安を抱く。
そのような人と話していて「金を軸に人生を設計している」と気づきました。
どんな仕事をしていくら稼ぐか。
それが人生になっています。
それは人生の一部ではありますが、人生は死ぬまでの時間です。
なので、時間を軸に考えていくように話しました。
そうしないと、自分の人生で可能なことを選ばないからです。
可能性を捨てるのは金で人生を換算する人で、時間で人生を換算しない人です。
計画的に生きるためには時間がどれだけかかるかを計算しなくてはなりません。
人生は時間です。褒められるなんて感情的な目的や、計画もできない目的を持つのは想像の中で楽しむだけにした方がいいです。
そして、「マネー」だけを考えずに、資産換算で考えること。
僕は昔から超貧乏人であると断言できますが、元々資産は持っている家に生まれたので物を資産換算することが当たり前になっています。
体も資産ですが、人も資産です。
人脈も資産です。友人も資産です。言い方を良くすれば宝ですが、資産とも言えます。
言葉をそのまんま現実に当てはめる人は、資産は金、友達は宝、という区別をします。
しかし人生を時間のまとまりだと考え、その期間を生きるものとして計算していくと、友人も力を貸してくれたり共に良い思い出を作ってくれる資産です。
思い出は財産となります。心の支えともなります。
マニュアルのように教えることはできませんが、資産として計算できるものを選ぶ観点も持っていた方がいいです。
なぜならば「マネー」というものひとつで生きていくと考えていると、稼ぐ、貯める、使う。だけになり、今のようなご時世になると途端に将来が不安になるからです。
「かといって、金を買ったり不動産を買ったりできません」
こう考える人は、やはり金しか考えていません。
説明してもこれは簡単に理解することは難しいのだと思いますが、例えば僕が今まで講座などで見せてきたものがあります。
ウェッジウッドのカップや、江戸中期の漆器など。
ああしたものも、すぐに「いくらする」で考えずに、とにかく価値あるものとして考えるのです。
これは感覚の問題なので、生まれた時から当たり前に考えていないと難しいかもしれません。
うちはお金持ちとは逆で、金がないのに資産があるという典型的な旧家でしたから、どちらかというと武士の一族だけに金の計算は苦手でも、資産についての感覚は持っています。
なんでもすぐに金銭に換算する感覚を捨て、「価値あるもの」「人生で役立つもの」という感覚で捉えると良いと思います。
金のみによって生きようとすると、とにかく不安が多くなります。
誰でもわかりそうなところで言えば、「でも頼れる家族や友人がいる」と思っていればなんとかなるさと思えるものです。
僕が皆さんに色々見せてきたのは、僕がそのような体験をして育ってきたからです。
その時になにかの答えを出すわけではありませんが、「こういうものなんだぞ」と知っていく体験を何度もしたので「そういうものなんだ」とただそのまま考えています。
答えを出そうとしなくていいのです。
特に、「これはいくらのもの」という計算をすぐさましないことです。
流動的な価値があるもの、様々な場面で役立つもの。
生きる上で必要になるものは沢山ありますから、おカネ、という概念以外の資産を持っていくといいと思います。