加藤諦三先生は、「他人の発言を自分の結論だと勘違いして話を聞く人」でした
ある時は僕が「僕は権威が嫌いなんです」と一言言うと、いきなり怒鳴りつけてきました
「君はレジリエンスパーソナリティだからわからないんだよ!!」
いきなり、如何にも悲劇の主人公が苦しめられたかのような様子で怒鳴りつけてきました
僕は普通に、いつも通りの態度で、別に悪いことを考えるでもなく「その理由」を述べたかっただけなのですが、そこで話はおしまいです
僕は彼が明治貴族の家の人なので、僕の一族の話をしてこの流れを作っている争いをやめられないだろうかと話し合いたかったのです
この権威が集中するやり方は、明治以降に始まりました
それ以前のものを全て敵に回しました
そのバランスを取らなくてはならないし、そのためには「反対側にいる人」がまず手を結ばなくてはならない
だから彼と話し合いたかったのですが、話が始まったことさえありません
僕は金や権力を持つ人に「ピックアップ」されたことが何度かありますが、人を動かす力を持っている人たちの「レールを敷く速さと力」はすごいですよ
一般人の想像を超える速さです
早く判断して、わからなくても感覚的に危険を察知して、早くそのレールから脱しないともう自力で脱することは困難と思えるほどの深みにハマってしまうでしょう
自分ではよくわからなくても「これが正しいのだ」と安心させてくれる人たちが、周りに沢山いる
そんな集団に入り、かつその集団は「社会的には権威がある」のだからもう出口はありません
しかし、いつか必ず破綻します
そのようにできています
悩んでいる皆さんは、この敷かれたレールに乗ってしまって、どうしたらいいのかわからないのではないでしょうか?
形の上で敷かれたレールに乗っているから、脱するためには形の上で何かを捨てなくてはならなくて、怖いのでしょう
でもそんなことはないです
大丈夫です
頭の中で世界がひとつになっているから怖いだけです
形の上で何も捨てなくてもいいです
頭の中で世界が変われば、その恐れは無くなります