誰かが許せない人は、まずこのどちらかを選んでしまえば、今より簡単に付き合うべき人を決められる。
・日常的に陰口を叩く人
・日常的に陰口を叩かない人
これは人格の問題なのだ。酷い人がいたから陰口を叩くわけではない。
前者の良いところは、自分が許せない人を一緒に批難してくれるところである。
後者の良いところは、自分の陰口も叩かないところである。前者は気に入らない時はあなたの陰口を叩いている。もちろんあなたはそれを直接聞かないのだから知らないが。
人を恨んでいて、一緒に批難してくれる仲間が欲しい人にとっては、前者は譲りがたい利点を持っている。
だが、自分が陰口を叩かれたくない、陰で知らないうちに評価されていたくない、と思うならば、後者しかない。
このどちらかを、まず選んでしまえば楽に「必要な人」がわかるだろう。
「自分をひどい目に遭わせた人のことは悪く言っても、自分のことだけは悪く言わない」
これはまず無理なので、どちらかを選ぶしかないのだ。