人生は「突然」大逆転する ~無料記事~

 そういえば…と思い出したので書いておきます。

 人生って、いきなり大逆転するんですよ。

 認識が。それで世界が変わるんです。

 自分が自己中心的な視点しかないうちは、必ず自分は不幸だと思っています。

 しかし自分の視点が変わることにより、「今までの人生」がまるで違うものに変わってしまうのです。

 それで人生がいきなり大逆転するのです。

 ところが、怒りや恨みがあるとこの大逆転が起きません。

 人と本当に共存できる視点に発達することができず、「恨みを晴らす」ために生きるのです。

 その先にあるのは、「自分がどんなに辛かったか!大変だったか!」をわかってもらい、わかってくれた皆が反省して優しくなってくれる…という期待をしていたら、実際には周りの人たちが自分に警戒し、余所余所しくなった、というものです。

 自分の視点がおかしいからです。

 自分中心の世界で幸せになろうとすれば、「自分のことをわかってくれた皆が変わってくれる」しか道が無くなります。

 しかし自分一人で生きているわけではないですから、他の人達も同じ人間なのだと「新たに」認識しなくてはなりません。

 その時、「今まで生きていたつもり」の人生は一旦捨てて考えて、「自分も他の人達と同じ人間」として新たに世界の認識を再構築するのです。

 すると、今まで生きてきた人生がまるで違うものになっていきます。

 まるで違う新たな世界では「私は何もわかっていない」のです。

 なんにも知らない。なぜなのか知らないことばかり。

 ただ「気に入らないから怒っていただけ」なのです。

 ずーっとそのまま生きていく人が、死ぬまで不幸な人です。

 どんどん不幸になります。そりゃそうです。

 ある精神分析学者が「幸福も不幸も複利で増えていた」と言ったのは、自己中な人はどんどん「世界が酷いものに見えてくる」し、他人を受け入れ新たな認識に変わっていく人は「世界がどんどん開けて自由になっていく」という違いがあるからです。

 これから他人に変わってもらって幸せになろうとする人は、今までの認識が何も変わっていません。

 今まで「生きているつもり」の人生が「本当に間違いなく、全て起きたことなのか」を改めて確認するほうが先なのです。

 全ての人が、赤ん坊から始まる限り「必ず世界が逆転して成長する」ものだからです。

 そこからが「本当の人生のはじまり」です。

 勿論僕も世界が逆転しましたが、それが「十歳の頃」なのです。

 これは相当早いようで、ある自己啓発書作家の先生もこの逆転が起きたのは三十代の頃のようです。

 何歳であっても「そこからが人生の始まり」なので、とにかく「怒りや憎しみに任せて他人を悪者に決めつけた世界を作らないよう」に常に注意する必要があります。

 世界が逆転すれば、それまで自分を縛っていたものは消え、自分が自由になります。

 それでやっと「本当の自分」として自由に考え、自分の意思で判断し、前向きに進んでいけるのです。