他人の意見や、他人の話を聞いた時…
「自分がどうしたらいいのか」
を教えられているわけではありません。
「自分がこれでいいのか悪いのか」
を評価されているわけではありません。
自分がそれを知りたくても、そんなことがわかる人はいません。
全て自分しか知らないことです。
「どうしたらいいのか」は自分が最後に出す決断のことです。
「これでいいのか悪いのか」も自分が最後に出す結論のことです。
誰かが教えてくれているわけではありません。
教えて欲しくて他人の言葉を自分が言ったことのように聞いてみても、そんなことは自分にしかわからないことです。
人の話を聞いた時
例えば僕の書くこともですが、他人の考え方や生き方、またはその人のたった今の対処や反応を見た時
考えるべきことはこれです。
「自分ならどうするかな?」
勿論、たった今の自分です。今までの自分の過去を考え、たった今の自分ならばどうするだろうか?と考えるのです。
その自分が大事なのです。その自分が今の自分ですから。
他人の考えも他人の人生も
全て他人事です
他人事を自分のことのように思える人は
他人の話を聞いた時に
「自分ならどうするだろうか?」
と考えているのです。
自分なら同じ状況でどうするだろうか?
自分なら今ここで、あの人の立場の時にどう対処するだろうか?
何を言うだろうか?
自分なら…
それを常に考え続けていくことで、自分と他人の違いを知り、今の自分についても知ることができます。
更に、他人のことを自然と自分のことのように考えられるようになります。
というわけで
人の過去の話、人の意見、反応など、様々な他人の様子を見聞きして
「自分ならどうするか」
を考えていきましょう。
自分の人生はひとつでも、他人のことを自分のことのように想像していくことで、様々な人生を生きているような体験ができるでしょう。