人間と仲良くなりたかった、仲良くなれたから幸せ ~無料記事~

 誰とも仲良くなりたいと思わない人は、自らは動きません。
 そこまでしたいと思わないこと自体は自然なことですから、別にそれが悪いわけでもありません。

 僕は仲良くしてくれる家族がいなかったので、「本当に仲良くしている家族」を見た時に驚きました。

 そして、心から「僕もこんな風に仲良くなりたい、僕も仲間になりたい」と思いました。

 僕の心が望んだことなので、本当に心から満足しています。
 僕の家にはなくても、相手となる仲間さえ見つかれば可能になることです。

 あのままなら、他人には最初から人と仲良くなろうという人がいるのに、誰とも仲良くならないまま親を恨んでいただろうと思います。

 「こんなに仲のいい家族がいるの?!誰も誰かを貶さない、まるでドラマみたいだ!」

 そのくらい驚きました。
 自分の家はまともじゃない。あの家族を相手に頑張ったところで無駄だ、とよくわかりました。

 できれば、僕はお母さんと仲良くしたい、と思っていました。
 でも、最初から話も聞かない、それどころか疑いまでかけてくる母の心を「僕と仲良くなりたい」に変化させることは何を頑張っても到底不可能なことだと思えました。
 もしそれができるとしても何十年かかるか。

 僕一人で頑張っても、結局母の気持ちがないのだから気持ちを先に変えなくてはなりません。
 「この子ともっと仲良くやっていこう」と母が心から思える日など、いつになるのかわかりません。

 でも、今すぐに「仲良くなろう」という姿勢で接してくる人がいる。
 仲良くなりたいという気持ちがあるからです。

 聞くところによると、殆どの方は親を諦めるのは辛いようです。

  でも、今目の前に、頑張ったらすぐに仲良くなれる人間がいたのです。だから僕はそっちを選びました。

 そしてすぐに仲良くなっていきました。

 それを皆さんは「裏切り者」だと思うのでしょう。親を裏切って親子の関係が良くならないうちに、他人を選んだのですから。
 親を諦めない人たちはどうやら「親を見捨てられない」という気持ちもあるようなので、裏切り者のように思えるかもしれません。

 でも、親も人間です。
 一人の人間ですから、他人と同様です。

 そうしたいと思う気持ちがないことは、やりません。
 やりたくないものを無理やりやらされるのは、苦痛なのです。

 親が自分と仲良くしたくないと思っている。それはショックな事実ですが、すぐさま他人とはいえ仲良くなれる相手がいれば、そのショックも和らぎます。