私をわかってほしい、と言う人が勘違いしていること ~無料記事~

 気持ちは確かにあったとしても、現実に実行、となると、物理的に可能かどうかが重要になる。

 自分を軸に周りを動かすのだから、謂わば社長のようなものだ。
 自分中心の世界を作るとはそういうことだ。

 放っておいても自然に起きることならともかく、自分で意図的に動かすのだからブレインは自分だ。

 王様は家臣たちの役割を理解した上で、自分の望むことを叶えるために命じるものだ。
 そして叶うことが家臣たちにとってもプラスにならないならば、そのうち反乱が起きるだろう。

 「好きになったらなんとかしてもらえる」

 と思っている人がいるが、好きになることと、叶えて欲しいことを実行できることはまるで関係ない。
 少なくとも、自分が誰にも好意がない、ということだけは明らかだ。

 僕自身が妄想恋愛ストーカー女子と共にいた時によくわかったことだ。

 本人が嘘をつく。この時点でもうアウトだ。
 何を考えても計画しても、全部無駄になる。本人の力量がまず足りない。口ほどにもない。苦労していると口にする割には頭も能力も全く足りていない。

 他人を動かそうというのに、どう考えても力不足。
 心を動かすにしても、人間力が全くない。

 現実より自分をデカく見せているから、常にこっちの計算に合わない。
 そして、何を叶えたいのかも言わない。
 なんとなくパッと叶えてもらえる何かがある、と期待する気持ちを維持したいだけなのだ。

 そんなことのために費やす時間も労力も、全て無駄になる。

 「そんなことあるわけがない」

 それを確認するために、他人を巻き込んでいるだけに過ぎない。
 願望を夢見る方はともかく、実際に何かする方は現実的に考えて現実的に行動しなくてはならない。片方が夢見ているのだから、もう片方は夢なんてひとつも見ていられない。願望など捨てて現実的に考え続けて行動していかねばならない。

 自分のために存在する世の中ではない、という絶望をどうしても受け入れられないのだ。